当入門講座で題材として使っているのは、スーパーの領収書です。
・領収書(レシート)

ということで、これがテーブルの基になるデータの集まりになるわけです。
テーブル設計の最大のコツは、「分解すること」でしたね。
それではレシートの画像を、実際に分解してみましょう。
ただし、この段階では、まだテーブルの正規化までは考えなくてかまいません。
もっと大雑把に分ける感じで。
分解したら、データをグループごとにまとめてみます。
するとこんな感じになります。
・会社情報に関する部分

・売上伝票の鑑部になる部分

・売上伝票の明細になる部分

・計算で出せる部分

以上、これらが各テーブルの原型になります。
基本的に計算で出せる部分は、テーブルにデータを保存する必要はありません。
必要な時は、計算して表示すれば良いだけですから。
また、会社情報、売上伝票の鑑部、明細については、さらに正規化する必要があります。
正規化する方法、考え方については、次回の記事に掲載します。
ps:
今回は作業をパソコンで完結したかったので、
レシートをスキャナーで取り込み、画像編集ソフトで、トリミングしました。
パソコンの画面上で、分解、並べ替え、グループ分けするだけなので超便利です!
もっと簡単に行うなら、アナログ的な方法もあります。
元のレシートをコピーして、ハサミで切ってもOKです。
分解したら、机の上で並べ替えるだけ。
この方法なら、誰でもできるはずです。
どちらでもお好きな方法でかまいませんよ。
特にシステム開発初心者は、頭の中だけで考えずに、
実際に手を動かしてみることが大事です。