以下はAccessのSQL文用に書いた講座なので、Baseで行なうには、ちょっとコツがあります。
・Access SQL初心者入門講座
BaseでSQL文を実行するには、いくつか方法があります。
まず一つ目を説明します。
【1】Baseでクエリーの画面を表示します。
【2】「SQL表示でクエリーを作成」をクリックします。
【3】SQLの入力画面が表示されます。
【4】そこにSQL文を書きます。
SELECT PREF_CD, PREF_NAME FROM T01Prefecture;
【5】ツールバーの「クエリーの実行」ボタンをクリックします。
【6】すると、SQL文の結果が表示されます。
*もし表示できない場合は、「SQL コマンドを直接実行」ボタンをOFFにしてから、
「クエリーの実行」をしてみてください。
【7】次にツールバーの「デザインビューのオン/オフの切り替え」をクリックします。
【8】すると、自動的に作成されるクエリーを表示することができます。
この「デザインビューのオン/オフの切り替え」ボタンを上手く使い、学習を進めてください。
SQL文を実行するために、テストで作成したクエリーは、保存しなくてもかまいません。
(保存してもよいですが)
【補足】
重要なので何度も書いていますが、SQL文とクエリーは、表裏一体です。
SQL文を作成すると、裏側で自動的にクエリーも作成できます。
逆に言うと、クエリーを作成すると、裏側でSQL文が自動的に作成できるわけです。
例えば、SQL文の書き方がわからない場合は、先にクエリーを作成して、SQL文を確認したり、クエリーの作り方がわからない場合は、SQL文を作成して、クエリーを確認できます。
この方法は、業務系システム開発では、とても重宝します。ぜひ覚えておいてください。
SQL文やクエリーが複雑になるほど、きっと役立ちます。